事前に決めておきましょう
両家の結びつきを祝って記念品を納める結納は進行が決まっていますが、特に進行が決まっていない顔合わせは、記念撮影や挨拶のタイミング、婚約指輪や婚約記念品のお披露目などを自由に織り交ぜることができるのが特徴ですが、食事提供のタイミングを考慮して進行内容を決めることも大切です。ここでは、一般的に行われているスタンダードな顔合わせ進行をご紹介します。
1. はじめの挨拶
2. 家族紹介
3. 結婚(結納)記念品交換・婚約指輪のお披露目
4. 記念撮影
5. 食事・歓談
6. おわりの挨拶
7. ふたりからの挨拶
8. 記念撮影
記念品交換や婚約指輪のお披露目は結納とは異なり、必須ではないため、行わないケースもありますが「改めて家族に婚約指輪をお披露目したい」「和やかな顔合わせでも特別感を演出したい」というおふたりの思いから、指輪交換やお披露目、記念品の交換などのセレモニーを行うことも多いようです。
< はじまりとおわりの挨拶は「新郎」もしくは「主催した側の父」>
はじまりとおわりの挨拶は、“顔合わせを主催した側の父”もしくは新郎が行うことが一般的です。新婦側が主催した場合は新婦の父が挨拶を行うことになりますが、新郎側の父の顔を立てるために挨拶をお願いするケースもあります。
どちらの父が行うか迷った場合には新郎本人が挨拶をすることもあります。主催した側が仕切るのが一般的なマナーではありますが、滞りなく和やかに会を進めるためにも、事前に挨拶する人を決めるといいでしょう。
< 家族紹介は「新郎・新婦」もしくは「父親」が行う >
家族紹介では、新郎が新郎側の家族を紹介し、新婦が新婦側の家族を紹介するというのが一般的です。それぞれの父親が仕切る場合もありますので、こちらも誰が紹介役となるかを決めておきましょう。
< 乾杯の挨拶は「新郎父」「新婦父」「新郎」の誰かが行う >
はじまりの挨拶を担当した人が乾杯の挨拶も行うのがシンプルで分かりやすいですが、挨拶を担当しない両親の誰かに乾杯の挨拶をお願いするというケースもあります。特に両家の父親には均等に出番を作っておくことが重要でしょう。
< ふたりからの挨拶は行うかどうかを決めておく >
おわりの挨拶にて食事会を締めた後、ふたりから家族に対して改めてお礼の挨拶をするケースが多いです。ただし必須ではないため、おわりの挨拶を新郎が担当し、そのまま会を締めるという場合もあります。事前にふたりからの挨拶を行うかどうか決めておきましょう。